昨今の産業界では、いままで通りの開発手法や運営手法の見直しが迫られています。いままで通りで何がいけないのかと言えば、考えられるのは2つだと思います。
一つは、更なる効率化、もう一つは、発想の行き詰まりの打開かと考えます。
効率を求めるとは省力化や省資源化、省人化のために異業種の知恵や手法を取り入れようというものです。もちろん悪いことではありませんが過ぎたるは及ばざるがごとしです。
この観点は異業種だから仕事の考え方も価値観も別物と考えてしまいがち、単に過去からのやり方に固執していただけかもしれません。ですが案外応用の利く部分も多いのです。
新しい発想という意味では改めて言うまでもないのですが、プロフェッショナルというものは特定の分野に精通しているということです。その分野では画期的な成果を上げられるかも知れませんが、他の分野ではどうでしょうか。ムーアの法則が破たんしつつあるといわれるように、一つの分野を深堀りすれば時代が求める進歩が得られるということが難しくなってきたということでしょう。そのため他の分野の英知から新たな発想を得るのです。
しかしながら異業種との連携は簡単なことではありません。価値観や仕事の進め方が異なることも多いので、柔らかい発想で臨まなければ成功は難しいです。異業種連携こそが若手の技術者の活躍の場と言えるのかもしれません。
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