添付の記事はIT系調査会社の報告について記載されています。表題の通り、2021年にかけて年64%の成長が見込まれるとのこと。
もっともIoT元年と言われた昨年は、前年比96.9%増という倍近い市場の成長が見られたようです。
このような記事を見かけるたびに思うことがあるのですが、少なくともIoT市場が成長するであろうことは異を唱える余地はありません。
一つには、『「IoT」向けの国内IT(情報技術)サービス市場』(記事より抜粋)とは何をもってIoT向けと判断できるのか、ということです。そもそもIoTという概念自体があいまいなままなので、ネットワークに接続可能な機器を製造し、又は販売していればその中に含まれてしまうのではないかと思ってしまいます。ましてやサービス市場といっているように”サービス”まで含めるとなると、その範囲はさらに広がってしまうことでしょう。
今やすべての事業がIoT関連と言ってもあながち間違いではない状況にあると思うからです。
そこで前出の調査会社のHPをのぞかせていただきました。
年間情報提供サービス(CIS) | IDC Japan
この会社は有償ではありますが調査結果を販売しており、この記事の内容もここから引用してきたものであると分かります。
まず、産業分野やユースケースを特定しています。どちらかというと前者が産業界であり後者がサービス/ソリューションのようです。つまり国内産業のすべてのケースを網羅しているということかと思います。
タイトルと概要、目次程度しか見ることができないため詳細は計りかねますが、IoTの分類で挙がっている調査結果の最初の日付が1年半前なので、いい加減な調査ではなく積み重ねを経て導き出されたものであることが分かります。
調査結果に興味が湧きましたら購入してみるのも良いかと思います。
これとはまた別なのですが、同じ調査会社の調査結果一覧の中に興味深いタイトルを見つけました。
間違いを恐れずに言えば、今まではIoTの仕組みを提供することを目的としてきた企業が、ビッグデータを収集・供給する企業へと変革していくと論じているのだと思います。
以前から投稿しているように、IoTは概念であり機器は製造できてもそれにより何が可能になるのか、何に使えるのかといったキラーアプリが見えない状況が続いています。そこに有益な使途を見出せれば新規事業が生み出せる可能性があります。
どんなデータにも新たな価値を生み出す可能性があり、いずれは誰でもデータを供給する側になり得ること、換言するとIoTのコモディティ化が起こるということです。
またここで”DX”という見慣れない言葉が出てきましたが、上記にも引用した概要に記載の部分において、
と説明されています。少しわかりにくいですが、前出のタイトルのように企業の立ち位置が変化することを言っています。
社会のすう勢はIoTからデータマイニングへ、そしてAIへとつながる流れができ始めている印象です。
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