研究機関である大学と、企業などの産業界の技術面での連携(「産学連携」)について投稿しました。
今まで企業は競合他社との競争激化のために自前主義に固執し、言い方は悪いのですが大学は市場要求に対して”世間ずれ”していました。
大学は先端技術、あるいは将来技術の研究を担当するものとされていたように思います。そして大学を卒業した学生が企業に就職して能力を発揮するという流れが一般的だったのではないでしょうか。国としても、このままでは昨今の技術の進歩の速さについていけないと気づき始めました。
この記事はAI分野についてではありますが、技術移転だけでなく早期の人材育成が重要と考えるようになりました。つまり大学に在籍中から企業の望む技術者を育成するということです。
一方で、AI分野など特定の技術分野については、むしろ企業の方が現実的で優れた知見を獲得しているケースが増えてきているのではないかと思います。特にビッグデータを基礎とするようなAI技術は企業の営業規模が直接きいてきます。研究資金の捻出だけの問題ではなく、大学側も企業の知見の取り込みをしていかなければ成果の上がる研究を続けられないことに気が付いているのではないでしょうか。
大学側がいたずらに搾取されることなく、企業側ともWIN-WINの関係が築けることを願ってやみません。
もはや学生の青田買いといった優秀な学生の獲得といったレベルの話ではなく、企業は金を掛けてでも必要とする人材を作らなければならない時代になってきたのだということです。実はそれほど世界の中の日本は危機的状況なのだと認識すべきなのです。