ロボットもしくはAIがいずれ人の業務に取って代わり、産業は無人化するという記事を掲載しました。(「完全無人化」)
このとき、仕事を奪われた人たちは「生産性の高い分野」の仕事に従事させるべき、とも記事には書かれていました。私見ですがそういった仕事であってもいずれはAIに奪われるのではないかと思いました。
今回の記事では具体的に4つの士業を挙げて「覚悟」するべきと警鐘を鳴らしています。
しかしながら、士業の業務は文書作成や法律手続きだけではありません。人と面会し詳細を明らかになるように聞き出す能力、状況を分析し多方面の対策案を検討し最善の対応を決定することもまた求められている能力のはずです。
一方で、AIを取り込んで有効活用する道も模索すべきです。
今時点で考えられるAIが担うべき領域は、法令などの一定のルールに従う定型業務の代替と、その定型業務から外れた異常値を検出すること、と言えそうです。
このときAIによる定型業務の進め方は、今でもやられているように質問形式になるのではないかと思います。手続きに必要な聴取内容がある程度明らかになっていて、依頼者の回答に若干の論理破たんが認められたとしてもあらかじめ想定される類型別に振り分けることができるようなイメージでしょうか。
専門性のある業務の中でも、責任を求められる定型に属さない異常値の対応であったり、類型に乗せる以前の問題の明確化の段階におけるカウンセリングは、人の判断が必要な業務として依然として残ると思います。
それは「生産性の高い分野」ではなく、なにも生産しない行きつ戻りつの過程であってむしろ生産性が低い業務のようにも感じるのはなぜでしょうか。