常に議論の的になる観点ではあります。以前の投稿で記したような不要権利のコスト増が問題となるとき、まさに「強い権利」を残して「弱い権利」は早々に放棄した方がよいという結論が導けます。
以下のリンクの日経の記事では、とある特許事務所で評価基準を発案しその数値を用いて技術分野や企業の格付けを試みています。
特許が独占権である以上、権利行使(活用)して金銭を生むものが強い特許というべきですが、これらは一般にはうかがい知ることができない民間の契約であったり、その企業の使い方の巧拙に依存していたりして公正な基準にするには難があります。
そこで上述のような活用性ではなく、いわば特許の有効性や事業性に関していかに≪注目≫されたかをその指標として用いようとするものです。これはどこかの企業が特許出願すると出願公開がされ、さらに審査過程等も特許庁で公開されることから可能となっている手法です。もちろん特許ライセンスを業務とする会社にとっては仕入れる特許権を見定める重要なファクターとしてすでに活用はされていました。もちろん注目度が高いから将来お金が稼げるという結論にはならないですが、業界が注目するという意味では一つの指標として考えてもよいでしょう。
ちなみにその指標で100の分野を評価したところ、1位は「樹脂製品」、それ以降は「複写機」「半導体製造装置」などになるようです。
「特許の強さ」とは?
「特許の強さ」とは?
投稿日:2016年5月23日 更新日:
執筆者:chisou