IoT、AI、ディープラーニング、いずれも注目されている技術分野ですが、これを実効ならしめるためにはデータ分析が欠かせません。
新たに提唱されるこれらの技術には、古典物理学のような理路整然とした法則や思考の筋道があるわけではありません。現実に発生する情報を体系化するための統計手法でしかないのかもしれません。ですが、もしかするとその結果として全く新しい法則が発見される可能性は十分にあります。
さて、添付の記事は日本のデータ分析の専門家不足を懸念するものです。今現在提唱されている新規の技術は、いわば我々が扱える情報量を飛躍的に増加させる技術に過ぎず、これを有効に生かすためにはデータ分析の技術や技術者の発想力が依然として重要と言えるでしょう。
少なくともAIがデータ分析を肩代わりしてくれるようになる日までは。
データ分析が進むとAIが進歩する。そしてAIがデータ分析を高度にする。
そう思うとパラドックスがあるように思いますよね。
AIがデータ分析の結果、”こうだ”と判断したことを、さらにデータ分析により検証する。その結果、AIはそれがおよそ確からしいことを確信する。
これを人間でいうと”悟り”になるのではないかと思いませんか?
人類の知らないところでこういうことが進むと、”悟り”如何によってはちょっと怖い気がします。