現金レスで決済するということではフィンテックの応用例になります。
全世界的にスマートフォンが普及し、アプリサービスの一般化とWebカメラが標準搭載されることを鑑みれば、今回の決済システムの仕組みの発想は自然発生的なものです。
店舗ごとの決済にQRコードを読み込んで使うという発想は、店舗側にとっても大きなメリットがあります。
一つには決済用の端末が不要となること、もう一つは決済手段を印刷物というリーズナブルな媒体で準備できることです。QRコードは単なるイメージ情報ですから、配布するもよし、店舗内に掲示するもよし、その使用方法には柔軟性があります。
ではどうしてこういった利用が日本で広まらなかったのでしょうか。明確な答えがあるわけではありませんが、セキュリティの問題、QRコードなどに対する信頼性の問題がアレルギーよろしく感じられるためだと思います。
具体的な利用方法が掲載されています。
一見すると良さそうに思いますが問題は無いのでしょうか。ショートメールが”偽造”されるような危険性はないのでしょうか。利便性は良いと思いますが、近ごろのサイバー犯罪の高度化を想うと手放しでは受け入れ難いでしょう。まず日本で普及はしないと思います。
今回は東南アジアの国ということで店舗側へオンライン接続された新たな機器の普及が困難と判断し、セキュリティ強度を犠牲にして普及を狙ったものと思われます。
決済は大手クレジットカード会社が行っているとのことですので、店舗と顧客のQRコード連携部分で何某かのセキュリティを設けているのではなく、クレジットカードの与信システムで補うようにしているのだと察します。
もしかしたら何か特許出願がされているかも知れません。
セキュリティの堅牢性を下げるか、普及させて手数料収入を得るかのバランスを見て、どちらを選択するかという事業判断の問題だと考えます。
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