話題

企業リスク

投稿日:

 企業はゴーイングコンサーンを義務付けられるがゆえのリスクの中で営業を続けています。従来からも数多くのリスクは存在していましたが、そのリスクの方向性が変わりつつあるという記事です。

 確かに、ある時期からCSR(corporate social responsibility:企業の社会的責任)や、ステークホルダーという言葉が頻繁に聞かれるようになりました。環境問題に対しても、また社員の労働条件についても、年々本業以外の問題に直面するようになっています。知的財産に関するトラブルもまたしかりです。

 この添付の記事は本業とは別の視点でのステークホルダー要因や社会的責任の増大について簡潔に指摘がされていると感じます。リスク要因については一度整理して認識しておく必要があろうかと思います。

 社会的責任には大企業であればあるほどサプライチェーンの中で起こる不祥事についての責任や悪影響も懸念されます。
 事前に対策が取れることであればまだ回避も可能でしょうが、絶え間なく変化する社会構造の中にあっては”想定外”のことが起こり得ます。それさえもリスクヘッジするのが企業の責任とされてしまうのですから、企業トップは気持ちの休まる暇もありません。

 企業価値の低下を恐れるあまりステークホルダーの顔色ばかり見ていては新規事業の開拓にも支障が出かねません。早期にリスク発生の前兆を捉えて対策していく以外に策はないものでしょうか。

変容する企業リスク:日本経済新聞

-話題
-

執筆者:


  1. […]  以前取り上げた「企業リスク」では、その企業の本業を遂行するときに関与する範囲で起こる想定外リスクについて記載しています。今回はインターネット広告、とりわけクライアン […]

  2. chisou より:

    最近、企業の不祥事という言葉をよく聞くようになりました。あの会社がそんなことをしていたのか、などという論調でマスコミが取り上げます。
    ですがマスコミは大衆の興味を惹くために行き過ぎた表現や、わかってみれば根も葉もない憶測であったりすることも多いと思いませんか?

    しかしながら企業側の事後対応が甘いと言われればその通りという状況も散見されます。「悪い報告は一番早くすべし」と言われますが、添付の論説はある意味、耳が痛いお話です。
    不祥事対応は「守らない」勇気を:日本経済新聞

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

no image

テルネット

 IoT機器を狙ったサイバーテロの猛威が高まってきているようです。記事によれば、監視カメラや画像レコーダー、接続用ルーターの被害が多いようです。  サイバー攻撃の手口も目的も、そして影響範囲も現実の犯 …

no image

深夜枠ではありますが

 夜中のアニメーション枠で、”世紀の大泥棒”のPART 5が放送されています。このシリーズはPART 1から数えて5シリーズ目ということなのでしょう。その間にも数多の映画やオリジナルストーリーのスペシ …

no image

無断公開

 著作権侵害事件としては規模が大きい事件の報道がされていました。最近は電子書籍化が進み、書籍がデジタルデータで配布されるケースが増えたこともあって、犯罪の土壌はすでに整っています。  記事によると新刊 …

no image

ロボット課税

 今日は知的財産のお話とは違うのですが、技術の進歩がもたらす未来の社会構造について興味深い記事が掲載されましたのでコメントしようと思います。  憲法に定められた国民の三大義務は、教育を受ける義務、勤労 …

no image

特許審査とAI

 知的財産の審査にAIを活用しようとする動きがあります。予定では来年の2018年度から採用されるかもしれません。  審査と言っても知的財産権を付与するか否かを決定するものではないようです。 AIを活用 …