日経新聞の記事ですが、直接活用のステージにない特許件数が増加の模様。
特許維持の目的を大別すると「利用」「防衛目的」「休眠」になる。2014年の日本国特許庁の登録特許件数のうち(どのように集計したものか不明だが)「利用」されているのは49%だということらしい。
「防衛目的」とは同業他社との開発競争の中で発生した発明であり、現時点で明確に活用されているわけではないが競争に有利に働くと考えて権利化したものと言えます。また「休眠」は現時点で何に使えるかわからないが発明として筋が良いと思われるなどの理由で将来効に期待して保有しているものです。
いずれとしても権利化費用や年金等の維持費用が発生するいわば負の資産であるために、これらの未活用権利にかかるコストをいかに圧縮するかが大切になります。しかしながら実際問題として保有しておくべき特許の外縁を見極めるのは極めて困難であり、また企業として将来どのような事態になるかも不確実な状況ではこれくらいは必要悪と考えるほかはないのかもしれません。
眠れる特許51% 防衛目的の取得増える
「眠れる特許51% 防衛目的の取得増える」
投稿日:2016年5月23日 更新日:
執筆者:chisou